2014年7月18日
インターネットバンキングにかかわるマルウェア感染者に対する注意喚起について
日頃よりOCNサービスをご利用いただきまして誠にありがとうございます。
昨今、多発している不正送金の多くはコンピュータへのマルウェア*1感染が原因となっており、本件への対策として米国連邦捜査局（FBI）および欧州刑事警察機構（ユーロポール）を中心としたインターネットバンキングに関するマルウェア（Game Over Zeus）の国際的な駆除作戦の実施について警察庁から発表がありました。
本発表を受け総務省は、安心・安全なネットワーク環境の実現を図るため、本作戦への協力として一般財団法人日本データ通信協会テレコム・アイザック推進会議*2と連携し、国内のインターネット・サービス・プロバイダ（ISP）事業者に対して感染者に注意喚起を行うよう呼びかけを実施しました。
これを受けOCNでは、お客さまに対してマルウェアへの対処や駆除についての注意喚起を実施してまいります。
お客さまにおかれましては、以下の「感染端末の利用者の対処法（警察庁ホームページ）」をご確認のうえ、マルウェアへの対処や駆除の実施を行っていただきますようお願い申し上げます。
（参考）国際的なボットネットのテイクダウン作戦（警察庁ホームページ）
（参考）インターネットバンキングに係るマルウェア感染者に対する注意喚起について（総務省ホームページ）
（参考）インターネットバンキングに係るマルウェア感染者に対する注意喚起について（テレコム・アイザック推進会議）
*1悪意のあるソフトウェアの総称でありコンピュータに感染することによってスパムメールの配信や情報窃取などの遠隔操作を自動的に実行するプログラムのこと
*2国内の主要なISP事業者により構成され情報セキュリティインシデントを収集・分析し、業界内で共有することを目的としている組織
